【レポート】オルガテック東京2022 - ハニカム・キャリア G-111D3FR1WS

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【レポート】オルガテック東京2022

国際的なオフィス家具展示会:オルガテック東京に行ってきました!
コロナ禍に煽られ「オフィス」の概念が大きく揺らぐ中での開催だったため、
かつて無いコンセプトの家具が多数展示されておりました。

オフィスと業務は無関係と言う考えも根強いですが、
実際にはオフィスは従業員の生産性や採用活動に大きな影響を及ぼします。

経営者の方、人事の方、就労環境にコダワリをお持ちの方、
是非ご覧になってください。


(記:2022年4月)

オルガテック東京とは

オルガテックは、ドイツ発祥の60年以上の歴史を持つ、国際的なオフィス家具の展示会です。

https://www.orgatec-tokyo.jp/

http://www.koelnmesse.jp/orgatec/

日本での開催は今回が初めてですので、聞き慣れない方も多いのではないでしょうか。

初開催にも関わらずオカムラやイトーキ、内田洋行、コクヨと言った国内有名企業が出展しており、
欧州からの出展も含めると80以上のブランドが参加していて、
ラインナップは大変充実しておりました。

コロナ禍での開催となった今年は、リモートワーク関連の家具も多数展示されるとのこと。
リモートワーク推進派の弊社としては取材しないわけにはいかないと思い、足を運びました。

リモートワークが普及した現在、オフィスというものの位置づけや概念は変化しつつあり、
それは「出社しなければならない場所」であることから
「行く意義のある場所」であることが求められるようになって来ています。
コミュニケーションが弾み、生産性を上昇させてくれる空間で、
能動的に行きたくなるような場所であるべき、という考えです。

今回展示されていたオフィス家具にはそういった思想を下敷きにした
旧来とは全く違う印象のものが多く見かけられました。


会場に到着して入場ゲートをくぐると、早速場内の俯瞰図が目に飛び込んできます。
コロナの脅威冷めやらぬ中での開催でしたが、なかなかの盛況ぶり。
3日間で約22,000人が来場したそうで、
日本初開催のイベントとしてはかなりの注目を集めていたようです。

以下、筆者が気になった展示をピックアップしご紹介していきます。

Pod Tent

Steelcase社の提供するPod Tentは、室内にテントを置きその中で働く、というものです。

https://www.steelcase.com/asia-ja/products/screens/pod-tent/

室内に居ながらキャンプ場ワーケーションの気分を味わえてしまいます。

機能性にも優れています。
垣根のないオープンなオフィスはコミュニケーションがとりやすくなる一方、
一人で集中したいときには気が散ってしまいやすいという欠点があります。
そこで、オフィス内に手軽に移動出来るテント式のパーテーションを設置し、
一人だけの空間を確保する、というわけです。

実際入ってみるとかなり広々としていて、
自分だけの非日常空間という感じでした。
仕事にも集中できそうです。
ソロキャンプのような雰囲気で、思わずガスコンロで湯を沸かしたくなりました。

AICO

AICO社では椅子を中心にカラフルな家具を沢山紹介していました。

https://www.aico-net.co.jp/

イスの座り心地は働きやすさに直結しますが、
AICO社製品はゆとりを持ったデザインになっており、
筆者のようにお尻が大きくても安心です。

商品群は色とデザインの組み合わせが豊富で、選ぶだけでも楽しそうでした。

これからの時代、オフィスにはデザインという観点が必須になって来ます。
若年層は空間のビジュアル的な魅力そのものに惹きつけられやすいですから。
機能性のみならずスタイリッシュさを意識し
オフィス全体を想像力の膨らむ空間にしていくことが好ましいでしょう。

その上では、こういったカラーリングに優れたオフィス家具は使い勝手が良さそうですね。

イナバインターナショナル

100人乗っても大丈夫!なイナバインターナショナル社では、
こんな洗練されたデザインのテレワークブースを展示していました。

https://www.inaba-inter.co.jp/

物置のイメージがとにかく強いイナバ社ですが、本来はオフィス家具メーカーであり、
物置はオフィス家具製作のノウハウを生かして後から作り始めたものなのだそうです。

テレビCMがヒットしすぎた結果、
斜め上のブランドイメージが出来上がってしまったが、
それはそれで結果的には成功した、
という事例はなかなか珍しいのではないでしょうか。

最近は駅ナカなどでもこういったブースが多く見かけられますね。
社屋に居なくてもミーティング出来るという機能は
時間を有効活用する上で大変優れており、実際に利用者も多いです。
設置場所もウゴノタケノコのように増えていますが、
それでも東京駅などでは満室で使えないこともしばしば。
皆、その便利さに気づきつつあるのでしょうね。

地方駅に設置すればワーケーションとの相性も良いはず。
自由度の高い働き方を実現する上で欠かせないスポットとして
今後定着していくと思われます。

PLUS

PLUS株式会社はオフィス家具単品ではなく、
新しいオフィスのイメージ・概念そのものを提案するような展示を行っていました。

ハイブリッドワークを意識し、リモートにはないオフィスならではの良い点を強調した、
新しいフリーアドレス型オフィス「ピアレンス」です。

https://kagu.plus.co.jp/2022nakama/

https://www.plus.co.jp/

一言で言うとフリーアドレスオフィスの進化形、です。

まず、個人机を撤廃します。
次に、チームで議論するエリア(ピンク)、集中するエリア(緑)、自由に使えるエリア(黄色)、
の三つにオフィスをエリア分けします。

そして、それぞれのエリアに意匠の全く異なるオフィス家具・設備を配置し、
目的に応じた住環境を提供します。
利用者は用途や状況に応じて随時移動しながら働きます。

ワイワイ働くことにもピシッと集中することにも利用出来る、フレキシブルな空間です。
同じ室内に全く印象の違う空間が混在している点が、
ある意味無味乾燥なフリーアドレスオフィスとは一線を画していました。

「業務」という言葉の中に含まれる人間活動は一律では無く、
ディスカッションや集中など様々なものがあり、それぞれベストな環境は違います。
各活動を環境面からブーストさせようとすると、
こういう混在空間になるのかも知れません。

既存のオフィス概念に囚われずオフィスを自由に使って欲しい、
という創造者の意思が顕現しると感じました。

なお、色分けは必須ではないのですが、「青は集中力を高める」など
カラーセラピー的に状況毎に適切なカラーというものが存在しますし、
カラフルであること自体が若年層からの人気獲得に繋がるので、
色彩豊かなオフィスも採用の価値ありと考えます。

イトーキ

イトーキでは究極のモバイルオフィスを展示していました。

https://www.itoki.jp/press/2022/2204_nissanpj.html

日産との共同開発だそうで、車の後部座席が完全にオフィスになっています。

巨大なサーバのように見えるのは超大容量のリチウムイオンバッテリー。
走行充電を行い、エンジンを切った状態でも5時間は冷暖房が使えるそうです。
もちろんリモートワークに必要な電力も供給します。

テレワークもここに極まれり、と言ったところですね!
ちょっと子供の考えた秘密基地っぽい気がしないでも無いですが。

車中泊が可能な仕様に仕上げれば、住めます。
つまりこれは、テレワーク+車中泊の流行を見越した
時代を先取りした商品なのです(たぶん)

筆者の就労環境上は使い道を思いつけませんでしたが、
絶対に手に入れたい方も沢山いらっしゃるのでしょう(きっと)


東京鋼鐵工業

東京鋼鐵工業では消音面談室を展示していました。

https://dragon-net.co.jp/as-conbox/

天井のある完全密閉型のブースは、消防法の兼ね合いで設置コストが高いという問題があります。
一方、上部を吹き抜けにしてしまうと今度は音漏れが気になります。

この面談室は反響機能と消音機能とを充実させてあり、
内部では拡声するため小声でも十分話が伝わる一方、
外部に対しては音漏れが少ない、という空間を実現しています。

外部の音は吸収するが内部の音は反射増幅するという特殊な素材を壁に使っているそうです。
写真のような少人数の打ち合わせで効果を発揮します。

人材紹介会社の面談室はコロナ以前から換気性の問題を抱えていましたが、
これなら換気性もプライバシーも確保出来ます。
人材紹介会社にぴったりな部屋ですね。

コクヨ

ちなみに今回グランプリを受賞したコクヨのブースでは
「オフィスをもっと心弾む場所に」というテーマのもと、
遊園地のようなコンセプトのオフィス空間を展示していました。

「Any way」という椅子や机の新商品は、オープンオフィスでの使い勝手を考慮し、
見た目も構造もシンプルさを追求しています。
色使いのポップさはオフィスの雰囲気を盛り上げてくれそうで、
新しい時代のオフィス・新しい働き方に求められる機能性とデザインを見た気がしました。

あまり写真を撮ってこなかったのですが、以下に詳しく説明されているので、
興味のある方はご覧頂ければと。

https://www.kokuyo-marketing.co.jp/column/report/content-4/

 

 

まとめ

以下のページに出展企業一覧が記載されています。
出典ブランド数は80を超えており、とても回りきれませんでしたので、
しっかり見たい方はこちらをどうぞ。

https://www.orgatec-tokyo.jp/exhibitor/


全体として、想像以上に面白かったです。

「オフィス」の概念が大きくパラダイムシフトしている昨今、
新時代におけるオフィスはどうあるべきか、
その定義付けや機能はどう変わっていくのか、
といったことに考えを寄せる良い機会になりました。

経営者には「理想のオフィスとは何か?」に思いを巡らせるタイミングがあるものです。
しかし、ゼロから想像しイメージを創りあげることには困難が伴います。
実例を目にして手に触れながら考えることで、
格段にイメージを固めやすくなるのではないでしょうか。

オルガテック東京、来年度も開催予定のようで、HPは既に来年度向けに更新されています。
オフィスレイアウトを担当されている人事・総務担当者や、
オシャレなオフィスを作りたい起業家の方など、是非足を運んでみて下さい。

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