G-111D3FR1WS

Columnお役立ちコラム

■【転職体験談】グローバル企業×テレワーク勤務への転職

新卒で長く勤めた日系IT企業。

途中までは転職を考えたこともなく、このまま同じ会社で定年まで勤め上げるのかと漠然と考えていました。

しかし、前職で自分のスキルや経験値が上がるにつれ、次第にポジションのアンマッチを感じるように。

それが、自分は今後どのような働き方をしたいのか、考えるきっかけとなりました。

最終的に、グローバルな仕事をしたいという希望と、家族と一緒に暮らしたいという希望を同時に叶える“グローバル企業×テレワーク勤務“
という働き方を実現することができた、私の転職体験談をお話しします。

■これまでのキャリア

私のこれまでの経歴を紹介します。

私は日系の大手IT企業に新卒で入社し、同じ会社に15年ほど勤務していました。

年齢は30代後半、男性です。

職種はITシステム開発のプロジェクトマネージャーで、金融分野の開発プロジェクトを多数経験してきました。


途中、グローバル案件に携わりたいという思いから、希望して海外転勤を経験。

シンガポールに3年滞在し、現地の金融系ITシステム開発に携わることが叶いました。

以前からグローバルに活躍したいと考え、英語の勉強もしていたので、海外に住み、外国人のメンバーと仕事をするのは刺激的な経験でした。

任期を終えたあとは、日本に帰国し、古巣の金融系ITシステム開発のプロジェクトマネージャーとして仕事を続けていました。

 

■転職を考えたきっかけ

日本に戻り、継続して海外案件に携わりたいと希望していたのですが、アサインされたのは国内の案件のポジションでした。


せっかく海外経験を詰んだのに、それを十分に活かせるポジションではなく、次第に仕事にやりがいを感じられなくなっていきました。


日本に戻ってみて強く感じたのは、国内系IT企業ゆえに、海外案件のポジションは少ないということ。

逆に、国内の案件は常に人手不足なので、私のように外から戻ってくる社員は、これ幸いとそのような案件に回されてしまうのです。


同じような状況に陥っている社員を他にも見かけました。

このままでは、グローバル人材としての活躍は叶わないかもしれない。

今の会社に勤め続けて良いのかと、今後のキャリアについて考えることが多くなりました。

 

私には小さい子供が2人おり、妻は専業主婦です。

生活費は全て自分の収入に頼っている状況のため、収入は下げたくないという思いがありました。

しかし、曲がりなりにも海外勤務の経験と、プロジェクトマネージャーとしての経験があります。

それを活かせば、もしかしたら年収アップも可能なのではないかと期待し、転職活動をはじめることを決意しました。

 

■転職活動


私の場合は、以下のような流れで転職活動を進めていきました。

 

① 複数の大手エージェントに登録

転職に成功している知人は、皆エージェントを利用していました。


私は転職活動自体が初めてだったので、まずはエージェントに相談しながら進めるのがよいかと思い、大手の転職エージェントに複数登録してみました。

 

② 転職活動開始

詳しい希望条件や職務経験等について面談したのち、それぞれのエージェントから紹介を受けました。

ここで困ったのが、グローバル案件というと、海外転勤や海外への長期出張を伴う案件が多いこと。

たしかに転職のきっかけは、これまでの経験を活かしてグローバルな仕事に携わりたいということでした。


しかし、ちょうど子供が小学校に入学したタイミングであるため、海外転勤となると、私1人で単身赴任ということになります。


このタイミングで、家族と離れてまで転職、というのは考えられないなというのが正直な思いでした。

そこで、テレワーク中心の働き方、出社する場合は基本的には国内拠点、という条件に合致する案件に応募していくことにしました。

 

しかし、国内拠点所属でテレワーク可の募集であっても、実態を問い合わせると半分ほど海外に行かなければならないなど、働き方がイメージ通りではなかったり、詳しい情報のない求人が多く存在しました。


条件のよい求人でも、本当に選考に進んで大丈夫だろうか、と不安を感じてしまう状況に陥りました。

 

③ ハニカム・キャリアに登録

そこで、テレワークなどの働き方について、詳しい情報を持っているエージェントはないかと考え、
調べたところ、ハニカム・キャリアの情報に辿り着きました。


早速登録し、担当の方と面談。

IT業界の中でも、各社の働き方に関する制度や特徴など、多くの情報を持っていることに驚きました。


特に、同じ会社でもポジションごとに勤務体系が異なるため、求人単位で働き方を把握しているという話を伺い、これは安心できると感じました。


担当の方は、私の立場や悩みを即座に理解し、どのような企業への転職を目指すべきかを一緒に考えてくれました。


そしてグローバルかつテレワーク中心の案件、かつ英語力を活かして年収を上げたいのであれば、日本に拠点のある外資系IT企業にターゲットを絞ってはどうか、と提案いただき条件に合致する求人の紹介を受けました。

 

④ 選考時のフォロー

ハニカム・キャリア様は書類選考や面談に向けて、オーダーメイドともいうべき細やかなフォローをしていただいたことも印象的でした。


私は、海外転勤を経験したものの、外資系企業へのチャレンジは初めての身です。

そのような中で、特に助かったのは、実際の面接に近い状況で実施していただいた英語の模擬面接です。

 

模擬面接では、よくある質問について、ビジネスシーンで使われるフレーズを使って出題され、面接後には発音や文法、流暢さなどについて、具体的な改善点を指摘していただきました。


また、受験するポジションに応じた想定質問の回答シナリオ作成のフォローや、目を通しておくべき英語のビジネス関連の資料や記事の共有などもいただき、万端の準備を進めることができました。


おかげさまで、英語面接当日は、緊張しながらも指導いただいた内容を意識しながら、落ち着いて自分の経歴や業績を伝えることができました。

 

また、面談の他にも、ディスカッションに向けて意見や主張を英語で表現する方法や、英語レジュメで強みや経験を的確に伝えるための助言などもしていただきました。

 

この辺りのフォローは、外資系企業への転職支援に長じたエージェントであると感じました。

何より私の状況に沿った丁寧なサポートに感激し、ハニカム・キャリア様と転職活動を頑張りたいと思いました。

 

■内定先

最終的に、ハニカム・キャリア様から紹介を受けた外資系IT企業の内定を得ることができました。


転職先は世界でも有数のIT企業で、海外拠点のメンバーと連携しながらグローバルなプロジェクトを進めていくポジションです。


途中から働き方の条件を重視する方向にシフトしていたため、年収に関しては過度な期待はしていなかったのですが、担当の方がスムーズに交渉してくださり、収入アップも叶いました。

 

■転職後の生活

現在は、チームメンバーもほとんどが外国人、携わる案件もグローバル案件という環境で仕事をすることができています。


当初の希望通り、テレワーク中心で海外拠点のメンバーとチームを組んで仕事ができ、働き方の面でも非常に満足しています。


効率よくテレワークを取り入れることができており、家族との時間も増え妻も子供も喜んでくれました。


内定後も、ハニカム・キャリア様からはテレワーク環境においての働き方の注意点や、転職先の情報共有などをしていただき、大変ためになりました。

 

■まとめ

今回、人生ではじめての転職活動をしたことで、仕事内容はもちろん、働き方の選択肢はいろいろあることに気づくことができました。


特に、私のような子育て世代には、仕事内容や年収だけでなく、働き方が仕事を選ぶ上で重要な要素となってくると実感しました。


数あるエージェントの中でも、ハニカム・キャリア様は働き方に焦点をあて、重視するポイントを押さえた上で求人を紹介してもらえ、安心感がありました。


また、担当者も本音で相談しやすい方で、フォローも細やかで非常にありがたかったです。

 

私の転職活動はハニカム・キャリア様のおかげで成功したと思っています。とても感謝しています。

 

■関連記事

【転職体験談】40歳、仕事への価値観の変化と、上場企業からの転職。

 

【転職体験談】外資系企業への転職でグローバルキャリアへの道が拓けた!

女性からの人気急上昇! なぜコンサル転職が注目されるのか?その3つの理由

2021年、改正された育児・介護休業法により、「出生時育児休暇(男性版産休)」が導入され、男性の家事や育児への参加を促進し、家庭内の男女の負担を均等にする動きが高まりました。

性別に左右されないキャリア構築が新しい基準となりつつあり、女性がより活躍できる社会の実現に向けて、社会と企業の姿勢が変わりつつあります。

しかし、女性がキャリアを検討する際に、結婚、出産、育児などのライフイベントと仕事を両立させることは、まだまだ難しい課題であることは事実です。

この記事では、女性にとってのコンサルタントキャリアが年々注目を浴びている理由と、その実態について詳しくご紹介します。

面接で勝ち抜く秘訣!選考通過の鍵となる企業研究のポイント

転職活動における面接は、コミュニケーション能力や印象のほかに、採用担当者が候補者の業務理解度や志望度を直接確かめる場でもあります。

また、求職者にとっては、書類だけでは伝えきれない情熱や自己表現の場でもあります。

やり直しのきかない面接では、少しでも採用担当者に自分を強く印象付けたいもの。

しかし、面接の事前準備を怠ると、質問に対する答えが平凡で個性を感じさせなくなり、面接のチャンスを逃すことになりかねません。

面接の前に、充分な企業調査を行って、企業の価値観、文化、求める人物像などを自分の経験やスキルに結びつけましょう。

これにより、面接での回答に独自性と説得力を加え、採用担当者に強烈な印象を与えることができます。

複数の企業と面接を行う場合、1社の企業調査にかけられる時間も限られるため、重要なポイントを押さえて効率的に進めることが大切です。

この記事では、面接前の企業調査で特に重要なポイントと、それに基づいて対策できる一般的な採用担当者からの質問について紹介します。

面接の準備に役立ててください。

【転職体験談】パワハラ上司は「残業ゼロにしろ」と言うけど、お客様を見捨てろってこと?

リース業の営業企画からECサイトの運営企画に転職された、30代男性の転職体験談です。

仕事で誰かの役に立っているというやりがいで、上司の仕事丸投げ、パワハラ、大量の残業にも耐えてこられました。

しかし、新しい上司から突然「明日から残業はゼロにして」と言われたそうで、それではお客さんに迷惑がかかる上、今までの自分の仕事も否定されていると感じ、転職を決意されました。

今、転職を迷われている方は是非参考にしてください。

ニューノーマルとは?幸せと生産性を両立させる柔軟な働き方と企業の課題を解説

新型コロナウイルスの影響を受けて、フレキシブルワークという時間や場所に縛られない働き方が日本でもニューノーマル(=新たな日常)となりつつあります。

労働市場では将来的に人材不足が深刻化すると懸念されており、企業にとって重要なのは社員のワークライフバランスやウェルビーイングに貢献する柔軟な働き方を提供することです。

本記事では、働き方のニューノーマルや、企業が直面する課題にも触れていますので、ぜひ参考にしてください。

BACK