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Columnお役立ちコラム

円満退職はこれを押さえれば実現できる!

転職をする上で避けては通れないのが現職企業からの退職。
ちょっと気が重い作業ですが、なるべくスムーズに退職したいところです。
円満退職の進め方をご紹介しておりますので、是非ご一読ください。

円満退職ができるとこれが嬉しい!

そもそも、なぜ円満退職を目指す必要があるのか?円満退職のメリットを3つご紹介します。

1.転職活動に大いにプラスになる

転職によって新しい会社に就職する際、面接では前職について質問されることが頻繁にあります。
その際、前職を円満退職していれば自信をもって回答することができますよね。
また、回答内容や回答する様子から「きちんと円満退職してきた人」ということが伝わりますので、しっかり仕事をやり遂げられる人という印象を抱いてもらえるでしょう。

2.人間関係を壊すことなく、むしろ今後も活用できる

転職先の職種によっては、現職で築き上げた人間関係を活かせる可能性もあります。
そんな時、円満退職であれば気兼ねなく関係者に連絡することができますので、仕事がスムーズに進むことでしょう。
転職先からも早い段階で「有能な人材」と評価されるかもしれません。

3.退職準備がスムーズになる

円満退職であれば、新たなステップを踏み出すあなたを職場の皆も応援してくれるでしょう。
また退職に伴う各種の手続きにおいても、周囲のサポートを得てスムーズに進められる可能性があります。

 

円満退職はこの8ステップを押さえよう

それではここから、円満退職に向けた具体的な行動を説明します。
この8ステップは順番も大事ですので、必ず1から順に進めるようにしてください。

1.退職に関する規則を再確認する

まずは退職に関するルールを改めて確認します。
就業規則を参照してみてください。
「退職する旨は、退職日の〇日前に申告しなければならない」など、いくつか記載があるはずですので、それぞれの内容を把握しておきましょう。

2.退職日を仮決めする

ルールに抵触しない形で、退職日を仮決めします。
また退職前に有休を消化するならば、それを見越した「最終出勤日」も仮決めしておくようにしましょう。
可能であれば会社の繁忙期を避けると良いと思います。

3.直属の上司に退職する意思を伝える

退職の意思を「あなたの直属の上司」に伝えます。
緊張すると思いますが、いきなり「退職したいのです」と切り出すと驚かれるかもしれないので、「ちょっとご相談があるのですが…」と切り出し、会議室など周囲に人がいないところで伝えるのが良いでしょう。

4.退職日を確定して合意を得る

直属の上司と、退職日の確定に向けて相談します。
「2」で仮決めしたとおりに認められれば問題ありませんが、会社側にも事情があるかもしれません。あなたも無理のない範囲で譲歩し、お互いが納得できる形で退職日を決めましょう。

5.退職届を提出する

退職日が確定次第、なるべく早く退職届を提出します。
会社に定型書式が用意されていればそれを基に作成し、速やかに提出するようにしましょう。

6.業務のマニュアル作成&引き継ぎをする

あなたの退職に伴い、あなたの業務を別の人に引き継ぐ必要があります。
あなたがいなくなっても後任の人が困らないよう、仕事の流れや各所での作業手順、ポイントなどが書かれたマニュアルは必ず作成するようにしてください。
また、マニュアルをただ渡すだけでなく、不明な点は丁寧に解説する、マニュアルを見ながら後任の人と一緒に作業するなど、しっかり引き継ぐようにしましょう。

7.お世話になった皆さんにご挨拶する

お世話になった職場の皆さんや取引先の皆さんに、退職する旨をお伝えします。
可能であれば面と向かってご挨拶しましょう。さらに欲を言えばあなたの後任の方も連れて挨拶に伺い、あなたがいなくなっても迷惑をかけないことをお伝えできると良いです。
今はコロナ禍のため、メールでの挨拶も一般的なものとなっています。だからこそ、お世話になった方にもれなくご挨拶するよう心がけてください。

8.座席周りを清掃する

最後に、あなたが使用していた座席とその周りを清掃します。私物や不要な書類などは絶対に置いたままにしておかないでください。
最終出勤日に必ず確認し、「立つ鳥跡を濁さず」を徹底しましょう。

 

円満退職に向けた心構え5項目

上記のステップを進めるにあたり必要な心構えを、5つご紹介します。

1.スケジュールを立てて取り組むこと

上記を見て、「結構やることが多いな」と思った方もいると思います。
しかし、やること自体は明確です。いつ何を行うか、スケジュールを立てて取り組むようにしてください。
退職だからといってバタバタしすぎず、できる限り落ち着いて取り組むことが重要です。

2.退職の意思はまず直属の上司に伝える!順序を間違えないこと

上記にも記載しましたが、退職の意思を伝える最初の相手は「直属の上司」です。
話しにくいからといって、いきなりその上の上司や社長、人事部などに伝えるのはNG。この順序は必ず守るようにしてください。

3.引き止めがあった場合、理由は正直に伝えること

あなたが会社に必要な人材であればこそ、引き止めされる可能性もあります。
そんな時は、あなたが今後どのようになっていきたいかを具体的に説明し、退職を決意するに至った理由を正直に伝えるようにしてください。本音はともかく「人間関係が嫌だった」「給料が安いので」などとマイナスイメージなことは言わないようにしましょう。

4.引継ぎは決して手を抜かないこと

仕事の引継ぎは確実に行いましょう。
「退職するのだから、残った人が困ろうが私には関係ない」といった考えは厳禁です。残った人や関係者が困らないよう、時間が許す限り全力でサポートしましょう。
「伝え忘れたことがないだろうか」と、最終出勤日まで常に考え続けるようにしてください。

5.必要書類等の期限は厳守すること

退職にあたっては、退職届以外にもいくつかの手続きがあります。
それら書類提出などの期限は必ず守るようにしてください。これも、現職の皆さんを困らせないための必須事項です。

まとめ:「転職活動=就職活動+退職活動」。退職も充実させよう!

転職というと、次の仕事のことばかり考えてしまいがちですが、今の仕事をしっかり退職することも重要です。
「転職活動=就職活動+退職活動」と捉え、充実した退職活動を行いましょう。それだけの価値は必ずあるはずですよ。

 文責 A:S

 

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