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未経験からコンサルティングファームへの転職の対策方法

コンサルティングファームの選考では、「論理的思考能力」と「コミュニケーション能力」の「コンサル適性」が重視されます。

これらの能力は書類選考から面接、一部のファームではケース面接に至るまで評価されます。

選考を突破し、これらの能力をアピールするためには、自身のキャリアとコンサル転職への志望動機の一貫性が不可欠です。

また、コンサル業界や応募するファームについての情報収集も重要です。

この記事では、未経験からのコンサル転職に成功するための方法やポイント、書類作成や面接対策などのノウハウ等をご紹介します。

■「コンサル適性」の評価ポイントとは?

未経験者のコンサルタント中途採用(戦略・経営コンサルタント)では、基本的には「ポテンシャル採用」が行われています。

このポテンシャルとは、論理的思考能力(ロジカルシンキング)とコミュニケーション能力の2つの能力です。

書類選考や面接を通じて、候補者が「コンサル適性」を持っているかどうかを評価しています。

コンサルタントの仕事は、企業の経営課題を明確にし、問題解決することで最終的に「クライアントの収益を上げること」を目指します。

しかし、実際に経営経験を持つ人材は限られているため、ポテンシャルが重視される傾向にあります。

一部のファームやポジションでは、相応の経験やバックグラウンドが要求される場合もあります。

例えば、金融機関向けのコンサルタントなら金融関連の職種経験が、人事コンサルタントなら人事経験が求められることがあります(必須ではありませんが、一般的な傾向です)。

■ケース面接

一部のコンサルファームでは、ケース面接を通じて「コンサル適性」を判断する場合もあります。

ケース面接について、誤解されている方も多いため、補足させていただきます。

ケース面接では、回答そのものではなく、考えるプロセスや柔軟な思考、問題解決力などの「考え方」が評価されます。

対策本やケースの回答例が多く存在しますが、ケース面接では面接官とのディスカッションを通じて、自身の考え方を深堀りされ、ロジカルな思考力が求められます。

正解を出すことにこだわるのではなく、「コンサルタントの考え方」を身につけるための対策が必要です。

ビジネスの現場でも常にゼロベースで考える必要があり、ケース面接はその「コンサルタントとしての思考過程」や適性を評価するために行われます。

■未経験者の転職タイミング

未経験者がコンサルタントに転職する場合、一般的な目安として20代から30代半ばまでが多いです。

新卒1年目の第二新卒クラスから30代中盤くらいまでが全体の約9割以上を占めています。

40代や50代の未経験者がコンサルタントとして転職する難易度は、若手層と比べると高く、現実的にはあまり見られません。

ただし、特定のプロジェクトでの経験豊富な方や、ファームが重視する領域のスペシャリストであり、コンサルタントとしての職業との親和性が高い経験を持つ場合は、転職成功のケースも存在します。

コンサルティングファームにおいて、40代以上の方は主にマネージャーやパートナークラスが多く、優れた経験を持つコンサルタントをマネジメントし、プロジェクト案件の獲得にも関与する役割を担います。

一般的に、未経験からの転職は可能性はあるものの、現実的には難しいと言えます。

■どんな人たちがコンサル転職に成功しているのか?

コンサルタントとして転職に成功した方には、様々なバックグラウンドを持つ方々がいます。

メーカー、消費財、商社・重工、金融機関(銀行・証券・保険)や官公庁、IT・通信、エネルギー、ベンチャーなど、業界も多岐にわたります。

また、エンジニア、営業、マーケティング部門、管理部門の担当者、国家公務員、医師、弁護士など、職種も多様です。

中途採用としてコンサルタントとして入社される方々のバックグラウンドは、本当に多様であります。

■コンサル未経験者の中途採用割合は?

コンサルティングファームでは未経験者の採用を行っているのでしょうか?

中途採用の割合はどの程度なのでしょうか?

実際に、コンサルティングファームへの中途採用転職をする方々はほとんどが未経験者です。

各ファームによって未経験者の採用割合は異なりますが、各ファームの情報をまとめると、大手コンサルティングファームでは約8.3割が未経験者(事業会社出身者)となっています。

■コンサル業界の採用動向

コンサル業界における未経験者の採用動向についてですが、現在、コンサル業界全体で積極的な採用が続いています。

・第二新卒:主に大手ファームが経験職種を問わず採用しており、他のファームでも1年目からの採用実績があります。

・20代から30代前半:ポテンシャルを重視した採用や、コンサル業務との親和性のある経験を持つ方々の採用が行われています。

・35歳以上:特定の領域で高い専門性やスキルを持つ方々の採用も行われています。

さまざまな年齢層と経験を持つ方々にチャンスが広がっており、昨年以上に採用活動が活発化しています。

現在、ほぼすべてのコンサルティングファームが未経験者の採用を行っています。

ご自身の志向や転職可能性を広く考慮したい方は、ぜひ一度ご相談ください。

■コンサル選考対策 どんな対策をすればいいのか?

コンサルタントへの転職を目指す際に重要なポイントは、大まかに以下の3つです。

・情報収集

・書類対策

・面接対策

それぞれの対策について、以下にポイントをまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

・情報収集

コンサルティング業界には、戦略、IT、人事、医療、製造業などの得意領域に特化した様々なコンサルティングファームが存在し、外資系、日系、シンクタンク系など、バックグラウンドも多様です。

どのようなコンサルティングファームがあるのかを確認してみてください。

・応募書類対策

志望動機書では、コンサルタントへの転職理由やコンサル業務への理解、論理的思考能力が求められます。

コンサルティングファームによっては志望動機書が必要ない場合もありますが、自身のためにもなぜコンサルタントになりたいのか、現在の職務に不満があるのか、他のファームではなく応募先のファームを選んだ理由などを整理して考えることは有意義です。

面接でも「なぜコンサルタントなのか?」と深く質問されることがあるため、準備をしておくと良いでしょう。

履歴書・職務経歴書では、応募するコンサルティングファームに合わせた内容を記載することが重要です。

単に職務経歴を列挙するのではなく、応募先ポジションの業務内容との関連性に注目しましょう。

例えば、営業の経験がある場合、「〇億円の売上を達成した」とだけ書くのではなく、その達成までに直面した問題や解決策、アプローチに焦点を当て、採用側が「この考え方なら、当社でも問題解決が可能そうだ」と思えるような表現を心がけましょう。

つまり、採用担当者が興味を持って、面接を進めようと思える職務経歴書を作成しましょう。

・面接対策

面接では、これまでの経歴や転職理由について深く掘り下げられることがあります。

論理的思考能力やコミュニケーション能力が試されます。

面接官は実際のコンサルタントと同様の役割を果たし、入社後に活躍できるか、会社との相性なども確認しています。

面接では雰囲気なども重視されるため、自身にとってもフィット感を確かめる重要な機会となります。

・ケース面接

ケース面接では、ロジカルシンキングやコミュニケーション力など、コンサルタントとしてのポテンシャルをアピールすることが重要です。

面接官は、ディスカッションを通じて答えではなく考え方を見ています。

ですので、解き方や答えを暗記するのではなく、物事を構造的に捉える能力や柔軟な思考力、深く考え抜く力を養い、何度もケース問題に取り組むことが大切です。

■英語やMBAなどのスキル・資格の必要性

 

・スキル・資格

特定のスキルや資格は必須ではありません。

一部のWebサイトではMBAなどの学位が必要とされる場合もあるとの記載が見られますが、実際にMBAを持っている人は少数です。

Big4系ファームのFASでは公認会計士・USCPA・税理士資格者や、ITコンサルタントの場合にはSAP・Oracle・SalesforceなどのIT関連資格を求めるケースもありますが、最終的には前述した「コンサルタントに求められるスキル」が重要です。

ただし、特定の領域のコンサルティングを展開するファームでは、資格を持っている人を優遇することもあります。

・英語力

一部のコンサルティングファームでは英語を使用した面接や外国人との面接が行われる場合がありますが、ほとんどのファームは日本語で対応可能です。

英語が堪能でなくても入社できるコンサルティングファームがほとんどです。

英語力とはビジネスで使用できるレベルを指し、TOEICのスコアは重要ではありません。

現時点で英語が得意でなくても、面接対策に集中し、英語を学ぶ意欲があることを伝えることが重要です。

・学歴や社歴の影響

具体的な学校名を採用要件に含めているファームはありませんが、結果的に上位校出身者が多くなる傾向があります。

採用は学業成績や地頭ではなく、コンサルタントとしての資質や論理的思考能力、コミュニケーション能力、実績、特定領域の経験などに基づいて行われます。

また、中途採用の場合は大手企業出身者が多い傾向がありますが、中小企業やベンチャー出身者の転職事例も存在します。

■転職エージェントの利用メリット

・コンサルティング業界での転職活動には以下のような手順があります。

・コンサル業界の情報収集

・履歴書や職務経歴書(英文レジュメ)の準備

・コンサルティングファームへの応募

・面接日程のスケジュール調整

・面接対策

・内定後の条件面談

・内定の承諾

・退職交渉

これらのプロセスを個人で進めるのは困難です。具体的には、

・コンサルティングファームの情報収集や最新の採用動向の把握

・複数のコンサルティングファームの選考スケジュールの調整

・面接やケース面接の対策やトレーニング

・内定後の条件交渉や入社日の調整

これらを仕事の合間に行うのは難しいでしょう。

そのため、転職エージェントを利用することをおすすめします。

未経験者でも十分に採用される可能性があります。

多くのコンサルティングファームは、新たな視点や異なるバックグラウンドを持った人材を求めています。

あなたの独自の経験やスキルセットは他の応募者との差別化になるでしょう。

転職エージェントは、あなたの強みを引き出し、アピールする方法を共に考えるパートナーとなります。

また、コンサルタントとして必要なスキルや知識の習得もサポートします。

専門的なトレーニングやコンサルティング業界に精通したキャリアアドバイザーによる個別指導を通じて、短期間でコンサルタントとしてのスキルセットを身につけることができます。

未経験からの転職は困難に思えるかもしれませんが、適切なサポートと準備を行うことで夢を実現することができます。

もしコンサルタントへのキャリアに興味があるのであれば、ぜひエージェントのサービスを利用してみてください。

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未経験からコンサルティングファームへの転職!その対策方法をご紹介

未経験からのコンサルタントへの転職において、選考で注目されるのは「コンサル適性」です。

この適性は主に「論理的思考能力」と「コミュニケーション能力」に集約されます。

書類審査から面接、さらにファームによっては課されるケース面接において、「なぜ?なぜ?」といった深掘り質問を通じて、候補者の適性を評価しています。

選考を突破するためには、自身のキャリアとコンサル転職への志望動機の一貫性が不可欠です。

そのためには、コンサル業界や応募するファームについての情報収集も欠かせません。

整理されていて面接官に会いたいと思わせる応募書類、深堀り質問に対応できる論理的思考能力、そして自身のコンサル適性を伝えるためのコミュニケーション力を身につけるための方法や転職のノウハウについてお伝えしていきます。

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