転職しても正社員と副業を両立したい!コツや注意すべきこと - ハニカム・キャリア G-111D3FR1WS

Columnお役立ちコラム

転職しても正社員と副業を両立したい!コツや注意すべきこと

働き方の多様化が認められるようになりつつある現代、副業をする会社員が増えています。
しかし、もし本業を転職するとしたら、転職後に副業を継続出来なくなる可能性があります。
今回は、そんな転職の際に副業を継続するためのコツと注意点について解説します。気になる方は目を通してみてください。

1.転職先が副業OKか確認する

まず、転職先が副業を許可しているか、事前に必ず確認しておきましょう。副業を許可する企業が増えているとはいえ、まだまだ禁止している企業も少なくありません。

 

特に、コンサルティングファーム・弁護士事務所・税理士事務所といった顧客情報の機密性の高い仕事の場合、副業を禁止している確率が高いです。

クライアントに対し中立的立場を求められる監査法人についても同様です。監査法人は株式の保有をほぼ認めていないので、個別株売買による副業を行って居る方は注意が必要です。

 

副業禁止の企業で副業を行ってしまうと、就業規則違反に当たり処分されてしまう可能性もあるため、事前確認は必須です。

   

とはいえ、対象企業に直接確認を取るのも難しいでしょうから、エージェント経由で確認するのが無難でしょう。

2.副業の内容が転職先の競合になっていないか確認する

また、副業OKの企業であっても職種を限定して許可している場合も多く、副業と本業が競合になるような場合は認められない可能性が高いです。これは法律上の職務専念義務に基づくものです。

 

例えば、本業のライバル企業で副業したり、本業で得たノウハウを公開する形で副業したりするのはNGです。相乗効果で稼ぎやすくなるという点は間違いないのですが、本業企業の利益を削ぐ様な行為は、いい顔はされません。

 

3.副業をしていることは転職先にも正直に伝える

転職活動の選考プロセスのどこかで、副業をしていると正直に伝えておきましょう。入社後の経理・法務上の処理に変化が出ることがあるため、雇用側としては把握しておきたい事実の一つです。

 

副業をしている場合、会社が税務署に提出した給与支払報告書の金額と、市役所から届く住民税決定通知書の金額にズレが生じます。隠れてこそこそ副業したとしても、あっという間にバレてしまいます。

 

正直に伝えておけば、配慮してもらえたり就業規則違反に当たらないよう対策してもらったりすることができるかもしれません。

ただし、選考プロセスの「どこで」伝えるかは別途考慮が必要です。 1次面接の最初から「副業する気満々です!」とアピールされて良い顔をする面接官はあまりいないでしょう。

 

4.確定申告や住民税申告を忘れない

副業は基本的には個人事業主としての活動になりますので、税金に関する手続は自分で行う必要があります。確定申告や住民税申告は期限内に忘れず行いましょう。

 

どちらか片方だけでも忘れてしまうと、脱税扱いとなり、本業の会社に連絡がいく場合もあります。 こうなると本業とトラブルになってしまいます。

悪質かつ意図的な所得隠しであるとみなされた場合、追徴課税や無申告加算税が課せられるケースも存在します。せっかく副業をして年収をベースアップしても、稼ぎの多くが税金に取られてしまいかねません。

 

本業にも迷惑がかかってしまいますので、あらかじめ申告の時期や方法は確認しておき、忘れずに済ませましょう。

 

5.経験や実績をアピールしていいか両者に確認する

副業での経験が転職に活きたり、反対に本業での経験が副業に活きることもあるでしょう。どちらも共通したスキルを使う場合はキャリアに結びつきやすく、両立するメリットにつながります。

 

しかし、片方で得た経験や実績を、もう片方の仕事でアピールしていいか?という点については、どちらにも必ず相談のうえで合意を取っておくことが肝心です。

既に完了した仕事を扱うのであればまだしも、現在も継続中の仕事について話す場合、機密情報の漏洩や社内情報の持ち出しにつながる恐れがあります。

また、「株式会社〇〇に就業する傍ら、副業を探しています」「過去大きな評判になった〇〇の広告は、現在も私が担当しています」というようなプロフィールを他社にアピールすることに好意的でない企業は多いものです。 迂闊に企業名を出さぬよう、常に気にしておきましょう。

 

まとめ

本業と副業を上手く両立できれば、キャリアアップや年収アップにつながります。

自分にスキルや経験が身につくため、市場価値を上げる効果も期待できるでしょう。

 

しかし、知識不足のまま進めてしまうと、デメリットの方が大きくなってしまう恐れがあります。

副業を見越した転職を行う際は、あらかじめ気を付けるべきポイントをリストアップしながら臨むことをおすすめします。

また、このような面に関する支援まで積極的に行ってくれるエージェントを選ぶのも一つの手ではないでしょうか。

コンサルtoコンサル転職が人気の理由とは?

「コンサル経験を活かして、さらなる年収アップを目指したい!」

「コンサルの仕事は好きだけど、今の会社には不満がある…。」

こうした悩みや希望を持つコンサルタントの方々からよく相談を受けます。

ご本人が「事業会社に転職しようかな」と考えていても、詳しく話を聞いてみると、意外にも他のコンサルティングファームが転職先としてフィットしている場合が多いのです。

ここでは、コンサルタントが別のコンサルファームに移籍する転職を「コンサルtoコンサル転職」と呼びます。

実は、このコンサルtoコンサル転職には、コンサルタントのキャリアならではの多くの魅力的なメリットがあり、非常に人気の高い転職パターンの一つです。

本コラムでは、コンサルtoコンサル転職のメリット、パターン、そして注意点についてご紹介します。

戦略コンサルに合格する志望動機の書き方【押さえるべき3つの視点】

今回の記事では、戦略コンサルタントに合格するための志望動機書の書き方を解説します。

志望動機書の作成において、特に重要なのはロジック、ストーリー、そしてユニークネスの3つの視点です。

実際に弊社で戦略コンサルに内定した方の事例を交えながら、具体的にご紹介していきます。

第二新卒と中途採用の違いについて解説!有効な活用法も紹介

最近、新卒採用も中途採用市場も、どちらも超売り手市場になっており、多くの企業が中途採用だけでなく第二新卒にも注目しています。

ところで、第二新卒と中途採用の違いについて詳しくご存じでしょうか?

定義づけは難しい部分もありますが、若手の中途採用者と第二新卒の違いを掘り下げて解説します。

【転職体験談】30歳未経験からBIG4へ転職成功!4か月の徹底した面接対策で合格率100%を達成

コンサル未経験から第一志望のBIG4に入社された女性の転職体験談です。

大手サービス関連企業で広報を担当されていましたが、職務内容とご自身がビジネスマンとして社会に提供したい価値の間にギャップがあることに気づき、転職を決意されました。

今、転職を迷われている方は是非参考にしてください。

BACK