【転職体験談】WLBを重視し、同職種で働き方だけを変える転職。 エンタメ系企業のプリセールス職から外資IT企業の同職種へ転職した、34歳女性の方の体験談です。 仕事は好きだが子供と接するためもっと自由時間を 確保したい、という想いが転職の原動力となった方でした。 これからの働き方について考えている方の参考になれば幸いです。 1.はじめに 仕事には満足しているけれど、ライフステージの変化に伴い、働き方を考え直すことになった、、、そんな方は多くいらっしゃると思います。私もその一人で、育児がきっかけで1年程前に転職し、現在の会社に勤めています。色々な悩みましたが、結果的に良い選択だったと思っています。今回はその際のお話をさせて頂きます。出産や育児と仕事とのバランスにお悩みの方は、是非ご覧下さい。 2.転職前の私の人生 私はこれまで、副業も含めかなり多種多様な仕事を経験して来ましたが、現在の仕事に就く直前までは某エンタメ系企業のプリセールスをしていました。ゲームや動画を中心に幅広いWEBサービスの制作・販売を行う企業で、toC向けのサービスも展開しており、今で言うカスタマーサクセスに近い仕事でした。サブカルチャー好きだった私にとって、エンタメ業界に就職することは子供の頃からの夢でした。それが叶って満足感いっぱいでしたし、在籍中に結婚・出産も経験することが出来たので、本当に順風満帆でした。公私共に充実した毎日を過ごしていたので、8年の間、転職については考えませんでした。 3.転職を考えたきっかけ では、なぜそんな私が転職活動を行うことになったのか?きっかけは、よくある話なのですが、ある日ふと感じた「家族と過ごす時間の少なさに対する寂しさ」でした。当時所属していたエンタメ系企業は、残業が多く、土日もどちらかは出勤を求められる事が多く、正直言ってワークライフバランスの良い就業環境ではありませんでした。この業界では珍しくありませんし、それを承知の上で飛び込びましたから、文句はまったく有りませんでした。しかし、女性というものは、出産というライフイベントを経験すると、どうしても考え方やキャリア観は変わってしまいます。子供が成長し出来る事が増えていく様を観るのは、自分でもビックリするくらい本当に嬉しいものですが、土日勤務では、その機会が減ってしまいます。習い事や行事なども増えてくると、それらに参加できないことに対する寂しさも、徐々に募っていきました。「仕事だから仕方ない」「自分で選んだ道じゃ無いか」それは我儘だという意見があるのは、凄くよく分かります。しかし、それでも、子供との時間を大切にしたい、成長を見逃したくない、という気持ちはどんどん抑えきれなくなっていきました。そして、子供の小学校入学をきっかけに、やっぱり子供の「今」を見逃したくないと言う思いを抑えきれなくなり、働き方を変える決断をしました。 4.いざエージェント探しへ しかし、まず何から手を付けたらいいのか分かりませんでした。「仕事はどこで見つけたら良いのか?ハローワーク?」「インディードと求人サイトの違いって何なの?」そして、「応募したらすぐに就業開始なのか?」「いつまでに前職を辞める?」等々、疑問が尽きませんでした。当初は、職種を変えてでも土日休みを!という、ぼんやりとした希望だけがありました。しかし、活動を行う中で、段々条件が明確になっていきました。要するに子供との時間を確保したい訳ですから、土日休みに加え、残業の少なさや通勤距離も重要視すべきだと考えました。勤務時間が減れば、年収も減る可能性が高いですが、この点は夫と相談して仕方無しと結論。一方、職種変更はやむなしと考えていましたが、未知の職種へのチャレンジは学習に時間と労力を使ってしまいそうなので、現在と同じプリセールス・カスタマーサクセスに絞るべきだと思いました。 とりあえず有名求職サイトに数社登録し、求職者面談があるとのことで日程調整。日にちも決まり、まずは何社かの業界大手のエージェントと面談を行いました。 何社か面談を経験しましたが、どこも面談⇒専門アドバイザーが求職者の人物像を分析⇒マッチングする企業を探して提案、という感じでした。私はとりあえず大手企業を利用しましたが、IT系が得意だったり事務系が得意だったりと、特定の業界・職種に特化した人材紹介会社が存在する、ということを教えて頂き、目から鱗でした。何名かのエージェントの方からお話を伺いましたが、休日や勤務時間を重視していると伝えているにもかかわらず、会社の大きさや知名度・業務の面白さばかりを強調され、ワークライフバランスに関しては詳しい説明を頂けない、という方が多かったです。アドバイザーの方自身、あまりご存じで無いような印象を受けました。 5.ハニカム・キャリアとの出会い しかし、ハニカム・キャリアは違いました。上記で触れた「特化した人材紹介会社」が存在することに気づいた私は、ひょっとしたらワークライフバランスやテレワークに関して特化した人材紹介会社もあるのでは?と考え、WEB上で検索、ハニカム・キャリアさんを知りました。早速ZOOMでの面談を依頼。業務内容以上に「働き方」の視点から転職アドバイスを行うのがポリシーだそうで、どの求人についても休日数や残業実態といったワークライフバランスに関する情報を精確に把握しており、私の欲しい情報をちゃんと提供してくれました。案件紹介だけで無く、履歴書添削、webセミナーなど、転職するまでへの長い道のりのサポート体制が充実していたことも、転職活動に関する知識のない私には安心材料になったことを覚えています。キャリアアドバイザーの方も経験豊富で気さくに話して下さり、遠慮して他社には出来なかった質問にもお答え頂きました。 さらに、ここにお願いしたいと思えた決め手は、面談時のキャリアアドバイザーの神対応でした。経験はとても豊富で、こちらの希望や妥協できない部分をしっかりと聞いてくれましたし、分からないことだらけの私に丁寧な説明をしてくださいました。とても誠実な方で、緊張が解けました。そして最も大事とされる面接ノウハウについてしっかりとしたレクチャーをしてくださったことにも感謝です。模擬面接・面接練習をすることにより自信を持てたので、本番の面接にも余裕ある気持ちで臨め、事前準備の大切さを感じました。新着の求人情報を迅速にお伝え頂いたり、状況に変わりがないか?等ご連絡を頂いたり、企業面接直後にお声かけを頂いたり、細やかな心遣いなどアフターフォローも備わっていて、選考が進むにつれ信頼感へとつながっていきました。決まらなかったらどうしようという心配な気持ちや、条件を妥協した方がいいのかの焦りに共感してくださる等、私の気持ちに寄り添ってくださったお陰で、転職活動に励むことが出来ました。 そして、一緒に頑張った甲斐があり、某外資系ITソリューション企業のプリセールス職として内定を頂きました。内定後もサポートは続き、勤務日程の調整やこちらからは提示しにくい給料・待遇面などの条件面の交渉などにも携わってくださいました。結果的にやはり年収額は下がってしまったのですが、土日勤務は皆無ということで、WLBの改善という当初の目的は達成出来たので、満足です。こちらとしては、内定までが人材会社や求人サイトの仕事だと思っていたので、ここまでして頂けるとは思っておらず、嬉しい驚きでした。 6.転職をお考えの皆様へ お陰様で、今は子供との時間を満喫出来て居ます。仕事内容は少し変わり戸惑うこともありましたが、自分が求めていた譲れない条件は理想通りで、以前とはまた違った充実した毎日を送っています。環境を変えることには勇気が必要ですし、簡単には行きません。だからこそ、転職を考える際には、その道のプロに委ねてみるのも良いと思います。自分には無い視点で導いてくれる良いアドバイザーに巡り合えることが、就職活動の促進剤になると思います。 また、ハニカム・キャリアは休日の取りやすさや残業実態など「働きやすさ」に関する具体的な情報を沢山持っていて、私のようにワークライフバランスを重視した転職を希望される方には、最適な会社だと思います。新しい転職サービスを是非体験してみてください。 ■関連記事【転職体験談】40歳の転職 上場企業の転職と仕事への価値観の変化